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周りをお友達で固めることの弊害

責任ある立場の人(社長、監督)が、周り(幹部、コーチ)をお友達で固めることの弊害は、当ブログでも何度か指摘してきました。

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とはいえ、「言うは易し、行うは難し」なのか、古今東西でこのようなことが行われ、そして無残な結末をたびたび目撃してきました。

最近では、遠く離れたイングランドのプレミアリーグ、同じ過ちが繰り返されたようです。

マンU解任のモイーズが犯した5つの過ち(AFPBB News)

イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのデビッド・モイーズ監督は22日、アレックス・ファーガソン監督の後を継いでから1年と経たずに解任された。

(中略)

モイーズ監督が指揮官に就任して最初に下した決断は、今考えれば最悪のものの一つだった。

監督はマイク・フェラン氏、レネ・ミューレンスティーン氏、エリック・スティール氏を留任させず、エバートン時代からの仲間であるスティーブ・ラウンド氏、ジミー・ラムスデン氏、クリス・ウッズ氏を呼び寄せた。ユナイテッドでの成功に欠かせない、経験豊富で人望も厚いコーチ陣を追い払ってしまったのだ。

その時、ミューレンスティーン氏がモイーズ監督にかけた言葉が結末を暗示していた。

「私は言った。『デビッド、失礼かもしれないが言わせてくれ。君はエバートンで素晴らしい仕事をしてきたが、自分の操る船がヨットから豪華客船に替 わることを理解しているか?』とね。ファーガソン船長には、私も含めた優れたクルーがいた。デビッドはそのことを理解しなかった。そして顔なじみを呼びた がった」

マンチェスター・ユナイテッドには、日本代表の香川真司選手が在籍しているので、日本でもチームの成績が報道されていました。

そのため、今年のチームの低調ぶり(前シーズンは優勝、今シーズンは早々と優勝争いから脱落)について、ご存知の方も多いかもしれませんね。

耳触りのいい意見だけを聞いて、諌言を遠ざけないようにしたいものです。


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