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見直されている?「カモメになったペンギン」

今日、会社帰りに書店を覗いてみると、この本が平積みされていました。

「なぜ今頃?」というのが正直な感想です。

本書が発売されたのは、5年も前です。

本についている帯を見ると、「某社の管理職全員が読んだ云々」 といったことが書かれています。

先行き不透明な時代だから、本書がまた見直されているということでしょうか?

本の内容は、ペンギンの群れが住んでいる氷山が崩壊する危険が出てきたため、どのようにして生き残るかという寓話を題材にして、組織変革・リーダーシップについて解説しています。

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本文中のペンギンたちの言動は、会社でも似たような場面が想像できるものが盛りだくさんです。

例えば、「ああ、彼が組織のガンだな」とか「言っていることは正しいんだから、尊大な態度やめればもっといいのに」とか「固定観念に拘っていると時代に取り残されるぞ」とか。

本文は、100ページもないので、その気になれば1日で読めます。

同じ著者が書いている 企業変革力企業変革の核心 などを読みたくても、「ハードカバーで難しそう」と二の足を踏んでいる方でも、本書なら読みやすいのではないでしょうか。

イラストもカワイイですしね。

カモメになったペンギンカモメになったペンギン
ジョン・P・コッター,ホルガー・ラスゲバー,野村 辰寿,藤原 和博ダイヤモンド社
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