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NBAで活躍するジェレミー・リンとは?

台湾系アメリカ人のジェレミー・リンがアメリカのプロバスケットボールリーグ(NBA)で活躍中のようです。

ダルビッシュの影に全米大注目の名選手が!米国NBAでのアジア人旋風を見逃すな(ダイヤモンド・オンライン)

ジェレミー・リン(Jeremy Lin)(Wikipedia)

ジェレミー・リンのアンダードッグ・ストーリー

ジェレミー・リンは、米国に移民した台湾人を両親に持つ台湾系米国人です。高校時代にバスケットボール部で大活躍したものの、スポーツ枠で大学にスカウトされなかったため、ハーバード大学の経済学部に自力で入学しました。そして、ハーバード大学のバスケットボール部でも大活躍しましたが、NBAのドラフトで指名されなかったため、ドラフト外で2010年にNBA入りするものの、2チーム続けて短期間で解雇される憂き目に遭いました。

Jeremy Lin林书豪

出身大学がハーバードというエリート(アイビーリーグ出身のNBAプレイヤーとし9年ぶり、ハーバード出身となると58年ぶり)、普通の体型のアジア人として初めてNBAで活躍(かつて姚明という中国人選手が活躍しましたが、229センチという規格外のサイズでした)といった要素に加え、何よりもバスケの経歴で挫折を繰り返した末の成功というのがアンダードッグ・ストーリー好きな米国人の心をつかみ、今やニューヨークのみならず全米のスポーツファンがリンの活躍に熱狂しているのです。

二度地獄から這い上がった台湾系NBAスタージェレミー・リンの成功に学べ(ダイヤモンド・オンライン)

サンフランシスコ大学のコーチ、レックス・ウォルターズは、NCAAのドラフトルールがリンに不利だったと語る。「殆どの大学が、選手を最初の5分間だけ見て、すごく速く走るか、すごく高くジャンプするか、など簡単にすぐ評価できることで選ぶ」。今ではリン選手をスカウトしなかった当時のスタンフォード大学バスケットボール部のスカウトが「大学の道の前をこんな選手が毎日歩いていたのに、なぜ気付かなかった!?」と袋叩きにあっている。

逸材を見抜けないことはビジネスの場面でもある

従来の評価基準に拘泥すると、逸材を見抜けない好例ですね。ビジネスの場面でも、採用に際して画一的な選考基準しか設けていないことにより、応募者の能力・スキルを適切に評価できず、結果として大魚を逃すことは、稀ではありません。

NBA「リン旋風」の教訓(ロイター)

「リン旋風」はビジネスリーダーたちにも重要な教訓を与えてくれる。それは、控え選手にチャンスを与えろ、ということだ。

ジェレミー・リンの大活躍は、あなたに控え選手を起用するガッツさえあれば、彼らの中から1人か2人、もしかするともっと多くのスターが生まれる可能性があることを気付かせてくれるものだ。

上の方が詰まっていると、下の方はやる気が出なくなりますからね。とにもかくにも今後のジェレミー・リン選手の活躍に期待します。


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