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そりゃあ製菓業界と流通・小売業界のためにあるのでしょう。

日経ビジネスオンラインより

「女子」はもう、チョコレートを配らない

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(関連部分を引用します)

・1月の半ばには、AKB48のお嬢さんたちが、

 とある小売チェーンの

 バレンタイン宣伝キャラクターに選ばれた旨を伝えるニュースが、

 全民放のニュース枠で、一斉に、まったく同じフォーマットで報じられた。

・2月に入ると

 『「絆強めるバレンタイン! 「義理」から「アゲチョコ」「いいね!チョコ」へ』

 と題してこんな記事が配信されている(MSN産経ニュース21日)

・昨年来しきりに喧伝されていた

 「震災の影響で、結婚件数が増えた」という情報は、

 結果的にはデマ(というか単に誤報だったのでしょうが)で、

 実際の統計を見ると、2011年の結婚件数は史上最低だったのだそうだ。

・いったい、最初の情報はどこから出てきたのだろうか。

 してみると、上記リンクの記事の中で紹介されている

 「震災後、身近な人や周囲に感謝の気持ちが増した」という

 菓子メーカーの調査結果も、疑ってみたくなる


(引用終わり)


いわゆるバレンタインデー商法について、

いまさらとやかく言うつもりはありませんが、震災をダシに使うのは、

ちょっと早いのかなあと思っています。

まあ、そうでもしないと生き残れないのでしょうから、

「商魂たくましい」と称えるのがいいのかもしれません。

2月の「商魂たくましい」アイテムとしては、チョコのほかにも恵方巻がありますね。

関東人の私にとっては、「全くなじみもなければ興味もない」ものですが、

恵方巻を全国の流通網に乗せ、一大行事に仕立て上げたのが、

流通小売業(コンビニや百貨店等)なのは、論を待たないですね。

大手コンビニや百貨店の決算期が、2月末なのは偶然の一致なのでしょうか?