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「問いに答える」とは、問いを発している相手の意図を汲み取り、

それに対して答えを出す。

要するに「聞かれていること」に対して答えるということが重要です。

聞かれていることに答えるというと、ごくごく当たり前のことですが、

意外にできていない人が多いです。

原因は、

「質問の意味が分からない」、

「質問の意味は分かるが答えが分からない」、

「質問の意味も答えも分かるが、答えるべき内容をアウトプット出来ない」

のどれかです。

「質問の意味が分からない」ケース

原因としては、純粋に日本語力(国語力・読解力)・理解力が足りないことが考えられる。

「質問の意味は分かるが答えが分からない」ケース

原因としては、論理力・思考力が足りないことが考えられる。

上の2つは、ビジネス上は、業務の経験値が足りないため、

質問されている内容や回答すべき内容がイメージできない場合がほとんどである。

仕事の期間が長くなり、業務の流れや言葉の意味などの理解が進めば、

解消されるものともいえる。

ビジネス上で一番問題なのは、次のケースである。

「質問の意味も答えも分かるが、答えるべき内容をアウトプット出来ない」ケース

「理由」を聞かれているのに「意見」を答える。

「進捗」を聞かれているのに「課題」を答える。

「見込み」を聞かれているのに「言い訳」を答える。

例えば、上司に、「なぜそういうことになっているんだ?」と聞かれているのに、

理由が明確に答えられない。

自分の仕事の意味や目的を理解せずに仕事をしているとこういう事態になってしまいます。

指示命令にただ服従する一作業員的仕事をしているからです。

ここまで、ひどくなくても、端的に聞かれていることに答えられないケースは

しばしば目にします。


質問する側も、問いに答えやすいように質問内容を分かりやすくするとか

聞き方を変えてみるとかを工夫するのが望ましいです。

何を聞いているのかが明確でない質問に対しては、

答える方もその意図がつかめず、困ってしまいます。

分かりやすい質問をすることにより、

自分が意図する答えを引き出しやすくなるともいえます。

さらに一歩進んで、何か人に物事を依頼する場合には、

依頼すべき内容を具体的に伝え、して欲しいことを明確にしておくと、

意図した成果が出やすいものです。