このエントリーをはてなブックマークに追加

エントロピーの法則とは?

エントロピーの法則とは、争いがあるようですが、熱力学の第二法則を言います(「エントロピーの法則」ジェレミー・リフキン)。

「物質とエネルギーは一つの方向のみに、すなわち使用可能なものから使用不可能なものへ、あるいはまた、秩序化されたものから、無秩序化されたものへと変化する」

要するに、「すべてのもの(物質・情報・感情)は、放置すると、整理→煩雑になる」ということです。

例をあげると、熱湯に氷を浮かべるとぬるま湯になるが、ぬるま湯を放置していても、氷ができて、周りが熱湯になるということは起こりえない。熱は高い方から低い方へと流れるということです。

a0006_001651_m

ビジネスにおけるエントロピーの法則

このような物理法則を熱力学という範囲を超えて、「何か一定の物が拡散し、しかもそれは自然とは戻らない」という「状態」についてまで、法則の射程を広げたものが、ビジネスパーソンが使う「エントロピーの法則」です。例えば、整理整頓された部屋は、そのまま自然に任せておくと、だんだん乱雑になり、勝手に整理されるということはないということです。

このようにもともとは整理されている状態のものであっても、意識しないと自然と乱雑になっていってしまうものです。

そして、物が雑然としているという状態では、効率的な業務を行うことが難しいです。

整理整頓はやっぱり大切

整理整頓されていない状態、職場環境が乱雑な場合には、たいてい仕事に必要な物や情報を必要なときに取り出せません。職場環境のエントロピーが増大している場合は、業務効率を落としています。

さらに言えば、社員同士の意思疎通が不十分だったり、社員同士が足の引っ張り合いをしているような会社は、感情エントロピーが増大していると言えます。

LIG86_yutorisedainikirerujyousi500

不良品を出した工場に足を運ぶと、たいてい雑然としていて、基本的な整理整頓ができていないことがしばしばあります。

職場環境の整理整頓のレベルを見れば、その人の仕事のレベルもおのずと明らかになります。

あなたのデスクまわり、自宅の部屋はきれいに整理整頓されていますか?

エントロピーの法則―地球の環境破壊を救う英知エントロピーの法則―地球の環境破壊を救う英知
ジェレミー・リフキン,竹内 均

祥伝社
売り上げランキング : 231862

Amazonで詳しく見る

関連記事

【ビジネス法則】1位の法則
【ビジネス法則】チャンドラーの法則
【ビジネス法則】パーキンソンの法則