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現代ビジネスに、古賀茂明さんと佐藤優さんの対談が載っていました。


国を食いつぶす「霞が関という」 病


まず、書き出しからしてスゴイです。


・高度成長は優秀な官僚たちのおかげだったとされてきたが、

 実は大幅な円安が真のエンジンだったという研究がある。

 官僚=優秀という「前提」が間違っていることに、国民はそろそろ気づくべきだ。


あとは、官僚がどういうものかをよく知るお二人ですから、

まあ官僚に対する批判が出るわ出るわ。

こんな話もあります。


佐藤 無意識は矯正のしようがないから始末が悪い。

 悪事を働いているという意識があるほうがまだいい。

 枝野幸男経産大臣は、何を考えているんでしょうね。

古賀 彼はもともと市民運動家みたいな人だから、

 原発や大企業は嫌いで、メンタリティとしては改革派でしょう。

 実際、東電に貸し込んでいた銀行にも責任をとらせるべきだとか、

 原発はすぐに再稼働させないとか時々いいことを言う。

 でも、その枝野さんでも、朝から晩まで官僚からレクチャーを受けていると、

 染まっちゃうんです。

 側近筋の話として「理論派政治家がどのように官僚に丸め込まれていくか、

 その過程を現在進行形で目撃してます」と聞いています。



そろそろ丸め込まれた頃でしょうか?


官僚組織は、「慣性の法則」があてはまる最たるものですから、

長年しみついた意識というか論理というか根性というか

そういったものから抜けだせないのでしょう。


それから、官僚組織とならんで狭い世界で生きているマスコミ界に対しても、

チクリと発言されています。


古賀 公務員改革をしようとした私は、

 霞が関にとってまさに不倶戴天の敵ですから、いろんなことをしてきます。

 例えば最近は、財務省がテレビ局に対して、

 私を番組に出すなと圧力をかけたんですよ。

 あるテレビ局の報道番組が安住淳財務大臣に

 出演依頼をしているのに出てもらえない。

 その局の幹部に対して財務省の香川俊介官房長は、

 「古賀を出演させているテレビ局に大臣は出せない」と言ったそうです。

佐藤 露骨な話ですね。

古賀 まあ、立場上、言わざるをえないんでしょう。

 私が別の番組で

 「年収2200万円の事務次官がタダ同然の家賃で官舎に住んでいる」

 と言ったことで、財務省の勝栄二郎次官への風当たりが強くなった。

 「官舎を出ざるを得ないか」ということになったらしい。

 それで財務省が相当頭にきているみたいなんです。

 ただ、財務省の官房長が、大臣を出演させることを条件に

 放送内容に介入したことになりますから、

 本当だとすれば、それだけで大スキャンダルだと思いますね。

佐藤 マスコミも財務省の意向に逆らう覚悟はないってことですね。




官僚組織もマスコミもとっくに制度疲労を起こしているのでしょうから、

そろそろご退場願いたいですね。