このエントリーをはてなブックマークに追加
本日のテレビ朝日系「モーニングバード」が、渋滞予防(解消?)のための車

「吸収車」についてとりあげていました。 

番組でも使用された映像が、この動画の3分目くらいにありました。

JAFチャンネル

「吸収車」の役割が分かりやすく映像化されています。

要するに、(吸収車がないような通常時は)

車間距離をとらないで、前の車と詰め過ぎて走っていると、

一時的には、早く進むことができる(微々たるものですが、より前の方に行ける)。

しかし、停止した後に、発車する際に、2台目以降は、スムーズに発車できないため、

長い目で見ると、トータルスピードは落ちます。

吸収車がある場合には、車間距離を取るために遊び(バッファ)の部分が生まれます。

一見すると無駄のようですが、その分、「停止→発車」の際のロスを抑えるために、

いわば「滞留」している時間を最小化し(場合によっては、徐行のみで停止しない)、

トータルスピードは、速くなります。

いわば、吸収車がない方が、局所最適化は図れるものの、

ボトルネック(渋滞)での減速(滞留)を余儀なくされるので、

全体最適化は図れない。

吸収車があるおかげで、一定地点のスピードは落ちるものの、

ボトルネックの通過スピードは、(吸収車がないときよりも)速くなるため、

全体最適化が図れることになる。

吸収車は、TOC(制約理論)だったんですね。

a1030_000029_m


年末年始の帰省ラッシュで渋滞も起こるでしょうから、

車を運転される方は、吸収車のことを頭の片隅にでも置いておくと

いいことがあるかもしれませんね。