このエントリーをはてなブックマークに追加
ドラッカーが渋沢栄一を尊敬しているいう話を以前書きました。

こちら

渋沢栄一は、「論語と算盤」に代表されるように、東洋思想を重視していました。

だからというわけではないでしょうが、ドラッカーを理解する助けとなる思考軸として、

東洋的な考え方は、有効なようです。

以前、「ザ・ゴール」について書いたときに、とりあげた本(サプライチェーンマネジメント)の

著者である、今岡善次郎さんのホームページに考え方がまとめられています。


こちら

わかりやすくいえば、思考軸として、


精神(心・感性)


戦略(知性・理性)


実践(構造・身体)


という3つの側面から理解すれば、わかりやすいのではないかということです。

文章でまとめると、

「欧米のビジネススクールのマネジメントが合理的理性中心であるのに対して、

 ドラッカーのマネジメントは人類の英知からくる感性を中心に

 理性(戦略)と実践(身体)の三位一体のマネジメント原理である」(今岡善次郎)

ということになります。

欧米のビジネススクールのマネジメント一辺倒ですと、

どうしても理性的な面からの経営判断に過度に陥りやすいです。

いわば、社員を大切にしない会社になりがちなのではないでしょうか。

一方で、感性を大切にする会社は、バランス感覚に優れ、

社員を大切にすることが多いように思います。

たとえば、企業理念・経営理念がある会社であれば、そこに書かれている内容が、

精神(感性)・戦略(理性)・実践(身体)のどの要素にあたるのか、

また、それぞれのボリュームはどの程度なのか、

といったことを見てみるのも面白いですね。