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ピグマリオン効果とは?

ピグマリオン効果とは、アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱された、「人間は期待された通りの成果を出す傾向がある」という期待と成果に関する法則です。ローゼンタールはこの効果について、学校における生徒の成績とそれに対する教師の期待という関係について実験したとされています。

人は他人に対していろいろな期待をもっている。意識すると否とにかかわらず、期待が成就されるように機能することをピグマリオン効果と名づけています。ピグマリオンという名前はギリシア神話から取ったものです。

この効果を端的にいえば、「ポジティブな期待をこめて育てられた子は、期待を受けて期待通りの成長をする」ということです。

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しかしながら、この効果に対する異論も唱えられており、そもそもローゼンタールの実験自体に問題があったとする説も出されています。

この実験結果をそのまま信じることはできませんが、ただ1つ言えることは、ある人に対して期待をもち、その人の長所を伸ばそうという温かい態度で接していれば、人は期待された望ましい方向に伸びていく可能性がある、ということです。ビジネスの場においても、部下、同僚、取引先等々を信じることが重要なのは、いうまでもないことですね。

ピグマリオン効果について、意外な人が触れていました。

デーブ大久保とピグマリオン効果

東北楽天イーグルス一軍打撃コーチ、“デーブ”こと大久保博元「信じないと人は育たない」(ライブドアニュース)

(引用します)

「ええ。でも、その土井さん(引用者注:土井正博さん)から一度だけ怒られたのは、二軍の試合の1打席目で、中途半端なスイングで初球をゴロにしてしまったとき。ヒットを打てなかったことではなく、きちんと振らなかったことと、打席に入る準備ができていなかったことを猛烈に怒られました。『すぐに荷物まとめろ!』と言われ、そのまま土井さんの車で所沢に帰され、マンツーマンで7時間もマシンを打たされたんです。で、ヘロヘロになって宿舎の部屋でぶっ倒れてたら、『何しとんじゃ! やるだけやったら遊びにいかんかい!』って。『いや、門限過ぎてます』って言ったら『関係あるか。次、見回りに来たときに部屋におったら罰金取るぞ!』って(笑)」

――いいコーチですね。

「責任持ってくれる人でしたよね。やっぱり信じないと人は育たないんですよ。絶対できると期待をかければ、人はそれに応えようとする。ピグマリオン効果といって教育心理学でもそれは証明されているんですよ」

(引用終わり)

デーブさん、やっぱり物知りなんですね。


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