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長嶋一茂さんは落合博満さんに共同自主トレをお願いしたほど尊敬している

本ブログのアクセス状況を見ても、落合博満さんの人気が高いことがわかります。少し前のニュース番組(テレビ朝日系報道ステーション内のスポーツコーナー)で、その落合さんと長嶋一茂さんが対談していました。

「もっと練習してたら、オヤジを超えられたのに。」と落合博満氏。やっぱり長嶋一茂は練習が嫌いだった。(ライブドア・ニュース)

とか、

落合監督が告白、試合中に無表情貫くも、その裏では・・・?(ライブドア・ニュース)

後半は、

落合監督断言 「他の監督はやりやすくなった。逃げ道なくなったもん」(ライブドア・ニュース)

そして、記事の中で、「長嶋一茂さんが、ヤクルト時代に落合さんと一緒に自主トレをお願いしたほど尊敬云々」という件があります。これを読んだときに、私は、「???」。

対談の映像をご覧いただく機会があれば、よくわかると思いますが、二人の間の空気というか、やりとりというか、そういったものは、「自主トレ」云々というくらいで説明できるものではありません。

むしろ、紹介すべきエピソードとしては、二人は、同じ時期巨人に在籍し、それだけでなく、一時期、一茂さんは、落合さんのバット運び(経済界で言えば、カバン持ちみたいなものでしょうか)まで、やっていたこと、こういった濃密な関係を紹介したほうが、適切なように思います。

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落合博満さんの伝説的なエピソード

一茂さんは、以前出演した番組(テレビ朝日系フルタの方程式)で、当時の落合さんの伝説的なエピソードを紹介しています。

曰く、落合さんは、バットを折らない(普通は、ボールを打つ時に芯を外したところに当てると折れることが多い=芯を外さない)。

木目の関係で、バットには、力を加えると折れやすい方向と折れにくい方向がある。メーカーのロゴ・マークなどが書いてある方向に力を加えると折れやすいので、たいていの選手は、マークが書いていない側にボールが当たるように、構えるものだが、落合さんは、マークが書いてある側をボールに当てていた。「こっち側の方がボールが(遠くに)飛ぶんだよ!」とのこと。

どうやら、バットをしならせて打っていたようなのですが、後にも先にも、そんな感覚を理解できるのは、おそらく落合さんだけなのでしょうね。


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