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日本は、出口の見えない不況・デフレが続いていて、元気がありませんね。

解決の糸口は、どこかにないのでしょうか?

混迷の時代という意味で、現在の状況が、

明治維新や戦後の時期と比較されることが多いですね。

私は、幕末から明治維新の頃の日本人が持っていた、

精神・考え方に、再生のヒントがあるのではないかと思っています。



現代ビジネスで、中谷 巌さんと島地 勝彦さんが対談をしています。


こちら


以下、引用します。


(日本と西洋との争いという文脈で)

中谷歴史を紐解くと、黒船がやってきた幕末は、

日本は国をあげて西洋諸国と対峙したんです。

指導者たちは命がけで日本を植民地にさせなかった。

鎖国時代のオランダ語から、急遽、英語に変えて、

猛勉強して闘ってきたんです。

シマジよく明治の男は立派だったといいますが、

その明治時代を闘った人たちは、明治生まれではなく、

江戸末期生まれの日本人だったことですね。

伊藤博文も福沢諭吉も夏目漱石も、みな江戸の生まれです。

中谷そうです。いかに江戸時代の藩の教育がしっかりしていたか、

物語っています。

だから西洋諸国はなかなか日本を簡単には征服できなかった。

それを成し遂げるのに、1945年の敗戦まで約80年もかかった。

これでやっと西洋のフロンティア征服は終わったんです。


(またこんな件もあります)


中谷(日本・中国が物質的豊かさ一辺倒から変わってきたきたという話の後)

アメリカだって変わってきた。

ハーバード大学のビジネス・スクールの大教授、マイケル・ポーターまでが

「企業は社会にとっていちばん大切なことはなにかを考えろ」といい出しはじめた。

マイケル・ポーター教授といえば、競争戦略論の世界的有名な経営学の大御所ですよ。

それが「これからは温かいハートが重要だ」といっている。

いかにいま、アメリカの悩みが深いかがわかりますね。

(引用終わり)


江戸時代から明治初期にかけての教育コンテンツとしては、

儒教、論語、孟子、中庸、陽明学、修身・・・

といったところでしょうか。

現代日本では、絶滅危惧種のものばかりですね。

いつの間にか、こういったものが軽視されてきてしまったようです。


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ドラッカーが絶賛している明治時代のあの偉人も、

当然ながら、古き良き時代の教育を受けた一人ですね。

(ドラッカー絶賛部分について、引用しておきます)

(ドラッカーにインタビュー記事を読んでもらい、「補足がないか?」という件で)

(ドラッカーからの)もう一つの注文は、自分には先達がいた。

彼らに負うところが大きかったことをいっておいてほしいということだった。

(中略)

西欧の先人だけでなく、日本の三人の巨人、福澤諭吉、岩﨑弥太郎、

澁澤榮一にも多くを教えられたという。

しかも、澁澤榮一こそ、一九世紀から二〇世紀にかけての世界の偉人の一人であり、

偉大な明治人だったという。

(引用終わり。ドラッカー入門上田惇生ダイヤモンド社)

ドラッカーを読んでいる日本人は、それなりにいるのでしょうが、

渋沢栄一を読んでいる日本人は、どのくらいいるのでしょうか?