以下、引用。
過去の企業買収をめぐる不明朗な資金のやりとりが表面化し、
米連邦捜査局(FBI)も動き出したオリンパスで、またまた社長が代わった。
同社は26日、菊川剛会長兼社長(70)が代表権のない取締役に退き、
取締役専務執行役員の高山修一氏(61)が社長に就く人事を発表。
菊川氏は14日、マイケル・ウッドフォード前社長(51)の解職に伴い、
社長兼任になったばかりだった。
ウッドフォード氏の解任について同社は、他の経営陣との間に隔たりが生じたためと
理由を説明していた。
ところが、実は同氏が過去の企業買収を問題視し、
追及の姿勢を見せていたことが 後になって発覚。
事態は一気に企業スキャンダルの様相を呈し、株価は下落。
菊川氏は混乱の責任を取る形で退いた。
(引用終わり)
オリンパス騒動については、
こちらや
こちらや
こちらが詳しいのでご参考までに。
オリンパスについては、従業員の配置転換に関する控訴審判決が、
つい2か月前にあったのですが(詳しくは、こちら)
今回の騒動も合わせると、「なんだかなあ」という感じです。
また、大王製紙の騒動も念頭においた異例の通知が東証から出されています。
上場会社を巡る最近の諸問題を受けた要請
上場企業としてのコーポレートガバナンスがお粗末すぎると、
投資した人間が思わぬ損失を被る恐れがあります。
「日本はそんな会社ばかりなのか」という疑惑の目が海外から向けられると
ただでさえ落ち目の東証としては死活問題です。
日本はこんな評価されてますし。
企業統治、日本は中国、ロシアより下位 オリンパス騒動、もはや文化の違いでは済まない