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会社は、「複数の人間が集まり、営利を目的として活動を行う」というその性質上、大きなものは「就業規則」や「企業行動規範」から、果ては「業務手順」や「fax送信先のチェックルール」まで、大なり小なり様々な決まりごとがあります。

これらのルールは、必要だと考えられたからこそ設けられたはずですが、それをどの程度徹底できるかで、おのずとその会社のレベルをはかることができます。

ルールの内容自体は、実はさほど重要ではありません。「ルールを何としてでも守る」という企業文化がある会社が、レベルの高い会社であると私は考えます。逆に守るべきルールが、従業員によって守られていない状態を放置したままにしている会社は、その後、業績が悪くなるというケースを何度も見てきました。

「小さなことだから」

「まあそれぐらいしょうがないか」

「そんな些細なことは大した問題じゃないだろう」

こういった事なかれ主義が蔓延する会社は、要注意です。小さな問題を先送りする、そんな気の緩みから、会社は崩壊していくものです。

どんな小さなことでも徹底するということを決めてしまえばいいのです。これは勉強と同じかもしれませんね。

「物事を最後までやりとげているか否かを常に確認すること」

「ルールを途中で曖昧にしない。例外を作らない」

ルールを徹底するというのは、組織運営の基本中の基本です。ルールを必ず守るんだという組織の長の意識が、やがてルールを徹底するという組織風土を作っていきます。

組織風土が作られるまでに、たいていは「微妙な事案」や「どうにも例外扱いしないと不都合な状況」や「担当者の凡ミス」など、監督者のレベルを試される問題が必ず起こります。その際に、何が一番大事か(=何を優先的に守るか)を理解している従業員が多いか少ないかで会社のレベルが明らかになると私は思います。

また、ルールがあったとしても、守らない者に対する警告がされないと、「ルールなんてどうせ守らなくてもいいだろう」と勝手な解釈が始まり、やがて誰も決めごとを守らなくなります。「ルールなんて守らなくてもいいんだ」という危険な意識が広がってしまいます。

セブン‐イレブンを超えた“反常識”コンビニ(日経BP)

本記事は、セイコーマートを中心に取り上げていますが、コンビニ業界の王者セブン-イレブンの凄みは、物事の徹底度にあるとしています。・決めたことをアルバイトまで一貫して行わせ、 考え方にぶれがないというところが真の強みであるということです。

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本格言と同じような文脈で使われる格言に、「細部に神宿る」「凡事徹底」といったものもあります。

いずれも、小さなこと、細かいことをおろそかにしないことが重要だということです。いつも何気なく行っている仕事を見直すことで、仕事のクオリティーは格段にアップします。